スタンフォード大学での、双子の人たちに協力してもらって行った実験のドキュメンタリーです。
未来の食を考える上で、とても興味深く、面白いドキュメンタリーでした。
テーマは、
肉食と、植物ベースの食事です。
家畜の飼育は、環境的にも大きな問題を引き起こしています。
牛や、鶏、豚の、飼育工場は、
目を覆うほどの酷さです。
動物たちは、身動きもできない狭い場所に、ぎゅうぎゅう詰めにされ、
また家畜に与える飼料を作る農地も不足し始めています。
私たちは、
動物をペットとして可愛がりますが、
食べる肉は、名前まで変わって、ビーフとかポークとか、
元の動物を思い浮かべられないような形になってしまっています。
私も、最近は肉を食べるときに、動物を思い浮かべて、
ううううううと、食べる気がなくなり、気持ち悪くなることがあります。
それだけではなく、
実際に、人体の健康にも影響があるのかの研究でした。
選ばれた、四組の双子の人たちは、
片方が、肉食も含む雑食、
片方が、ビーガン食(プラントベースのみ)、
を4週間食べてもらうのです。
‘
その毎日の様子が
まるでドラマを見ているように、楽しく視聴できます。
たった、4週間ですが、その結果は驚くべきものでした。
ベジタリアン生活をした人は、カロリー量は変わらないのですが、
コレステロールの値が良くなったのはもちろん、
体脂肪も良い値になり、
テロメアという寿命に関わる、遺伝子?までが、長くなっているのです。
チーズ大好きという、双子の人たちもいて、
あ、私と同じ!
と思いましたが、
プラントベースのチーズそっくりの、プラントチーズ(笑)を食べても、ほとんど味も同じで満足度も同じだったそうです。
それ以来、その双子の人たちは、乳製品をあまり食べなくても、満足できるようになったそうです。
これは、私も真似しようと思いました。
最近は、野菜たっぷり料理を作るのが私の趣味です。
これからも、この趣味を続けていこうと思える、
とっても面白いドキュメンタリーでした。
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