音楽大好きの ぶろっこり が、気ままに気になる気分のミュージックをお送りする @今週の洋楽 。
先日NHKの「クラシックTV」という音楽番組を見ていたら映画音楽の作曲家ヘンリー・マンシーニ Henry Mancini を取り上げていました。今年が生誕百年だそうです。マンシーニの人生やあのシンプルで印象的な作曲の特徴などをわかりやすく取り上げていていい番組でしたね。ということで今回は、番組の最後に取り上げられたスタンダード・ナンバー「酒とバラの日々 Days of Wine and Roses 」をピックアップ。
1962年のアメリカ映画『酒とバラの日々 Days of Wine and Roses 』は、ジャック・レモン Jack Lemmon とリー・レミック Lee Remick がアルコールに溺れてゆくカップル演じ、飲酒による家庭崩壊を描いたシリアスなドラマなんですが・・・。

悲惨な内容の映画ですが、ヘンリー・マンシーニ Henry Mancini が作曲したテーマ曲「酒とバラの日々 Days of Wine and Roses 」は、ミディアムスローの美しいバラードで、ジョニー・マーサーの象徴的な歌詞がつけられています。1961年の「ムーン・リバー」のコンビですね。アカデミー歌曲賞、グラミー賞の最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞、最優秀編曲賞を受賞しています。
1963年のアンディ・ウィリアムスのカヴァーがヒットし、『ビルボード』トップ100で26位、アダルト・コンテンポラリー・チャートで9位、アルバムも『ビルボード』のLP第1位を記録しています。

アンディ・ウィリアムス Andy Williams 「酒とバラの日々 Days of Wine and Roses」
Days of Wine and Roses」 Andy Williams 1963
The days of wine and roses
laugh and run away like a child at play
Through a meadowland toward a closing door
A door marked “nevermore” that wasn’t there beforeThe lonely night discloses
just a passing breeze filled with memories
Of the golden smile that introduced me to
The days of wine and roses and youMusic : Henry Mancini Lyrics : Johnny Mercer
タイトルの the days of wine and roses は,イギリスの詩人 アーネスト・ドーソン Earnest Dowson (1867-1900)の詩の一節からとったものだそうです。
“Vitae Summa Brevis Spem Nos Vetat Incohare Longam”(1896) Ernest Dowson
They are not long, the weeping and the laughter,
Love and desire and hate;
I think they have no portion in us after
We pass the gate.They are not long, the days of wine and roses:
Out of a misty dream
Our path emerges for a while, then closes
Within a dream.
日本語訳はこちらでどうぞ。いつもお世話になっております。ミスター・ムーンライトさん、感謝です。Days Of Wine And Roses ジュリー・ロンドン Julie London
マンシーニ指揮のストリングスとコーラスのバージョンもヒット。オスカー・ピーターソン・トリオのパフォーマンスなどによりジャズのスタンダード・ナンバーとして広く演奏されるようになりました。
酒とバラの日々 Days of Wine and Roses/ヘンリー・マンシーニ楽団 Henry Mancini(1962年)
「クラシックTV」の番組でも言っていましたが、映像にピッタリな感じの「ピンク・パンサー」や「ピーター・ガン」「ハタリ!」と違って、「ひまわり」や「酒とバラの日々」は一見いや一聴、映像とミスマッチな音楽が映像と組み合わさっていっそうの深みや味わいを持たせてくれます。いや、映画音楽っていいですよね。
「ひまわり I Girasoli (Sunflower)」 Love theme from ‘Sunflower’
しかし、「ひまわり」は、現実に起きているウクライナの戦争と重なってちょっと辛すぎる。一刻も早い紛争の解決を願っています。
最後までご視聴いただきありがとうございました。
それでは、また。#411
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