英語を学ぶのは選択肢をひろげるため

教育

あなたが英語を学ぶ理由は何ですか? おそらく多くの人は「外国人とスムーズに会話するため」と答えるでしょう。でも、英語を学んだほうがいい理由はもっと深いところにあります。あなたの人生におけるさまざまな「選択の幅」を広げてくれるのです。海外留学のEFの記事よりご紹介します。

 

旅行の選択肢

旅は日常生活に刺激を与えて、人生を豊かにしてくれます。異なる文化に触れることで自分自身を見つめ直し、成長するきっかけを与えてくれることもあるでしょう。英語ができない人は日本の旅行代理店が売り出すパッケージ旅行にしか参加できない(したくない)ですが、英語ができる人は現地でしか味わうことのできないローカル・ツアーに参加できます。現在日本では、円安の影響で、以前よりも海外へ足を伸ばしにくくなっていますが、英語力があれば、英語サイトを調べて、現地の安い航空券やホテルを探し出せるでしょう。英語ができれば「日本人プライスを払わない」という選択肢ができるのです。

進学の選択肢

日本で生まれ育ったなら、日本の学校に進学するのが自然な選択肢になります。でも、英語ができれば学ぶ場所の選択肢は格段に広がります。それに、教育の水準は日本の外に出たほうが良い場合もあります。実際、上海交通大学高等教育研究院の大学センターが発表している世界大学学術ランキングによるとアメリカとイギリスの有名大学がTOP10を独占しています。もちろん、海外で学ぶならトップ校じゃないといけないわけではありません。むしろその反対で、日本とは異なる環境で学ぶ、ということに意味があるのです。

恋愛の選択肢

「自分はモテない」と思っていませんか? 英語ができれば、あなたが魅力的に見える可能性はずっと高くなります。それに、恋愛対象を日本人だけに絞る必要はありません。厚生労働省の調べによると、毎年2万件以上の国際結婚が報告されています。英語ができればパートナーの選択肢が広がると言えるでしょう。

住む場所の選択肢

日本の夏が嫌いで、冬の寒さが苦手なら、その期間だけ海外で生活することもできます。高い英語力があれば、現地でビジネスを展開することも、ゆくゆくは永住することだってできるかもしれません。外務省のデータによると、2014年時点で129万人もの日本人が海外生活をしており、この数字は毎年増加しています。住む場所の選択肢が増えれば、人生設計の幅はもっと広がります。

キャリアの選択肢

英語力を身につけることは、キャリアの選択肢を広げることにもなります。大手求人ポータルの調査では、転職時に「読み書きができる英語力を求める」と回答した企業の割合は2012年の段階で61%にものぼることがわかっています。私たちが想像していなかった企業でも、実は英語力を求められる時代なのかもしれません。逆に言えば、英語力を身につければ活躍する機会が増えるということ。高度な英語力があれば、海外の企業で働いたり、自分のビジネスを持つこともできるでしょう。

海外留学のEF

  • 第二言語習得論に基づく、もっとも効率的な英語学習法 (ディスカヴァー携書)

  • 佐藤 洋一ディスカヴァー・トゥエンティワン

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