ご先祖様の記憶を追体験『アサシンクリード』

おすすめの映画 Konishi

#5 アサシンクリード

皆様こんにちは。毎週おすすめ映画をご紹介いたします小西です。(諸事情により投稿が一日遅れてしまいました。すみません。)

 

第4回目にご紹介するのは2016年公開ジャスティン・カーゼル監督の映画『アサシンクリード』です。

死刑囚カラム・リンチは巨大財団アブスターゴに隔離された。幻の秘宝のありかを調べるため、祖先の記憶をDNAを通して得ることができる装置アニムスを使いルネサンス期のスペインで自由意志を守るためテンプル騎士団に立ち向かった伝説のアサシン(暗殺者)アギラールの人生を追体験することとなる。

全世界で1億本を売り上げた大人気同名ゲームを実写化。すさまじいアクションとルネサンス期のスペインの緻密なつくり込みにより、ゲームの世界観をそのままに映画としても完成されている作品。

アサシンクリードのゲームシリーズは2007年に第一作目が発売され現在も最新作が毎年発売されている大人気シリーズで、先日も最新作の『アサシンクリード オデッセイ』が発売されたばかりです。かくいう私もこのゲームの大ファンでありシリーズのほぼすべてをプレイしています。開発には毎回、考古学者や歴史家を雇い緻密な歴史考証を繰り返し、当時の人々の暮らしや街、衣装など細部までゲームの世界で再現することでも有名です。実在の歴史上の人物や事件の裏で繰り広げられるアサシン教団の戦い、現在と過去がリンクするストーリーは非常に魅力的です。

 

映画の方ですが見事にゲームの世界観を踏襲しつつも映像作品にしかできない演出、ゲームを超えた生身の人間にしかできないアクション、スペインの街を駆け回る爽快感抜群のパルクールなどとても見ごたえのある映像の連続です。アニムス、アブスターゴ、流入現象やイーグルダイブなどゲームシリーズではおなじみのワードが出てくるたびに「これゲームで見た奴やっ!」と思わずテンションが上がってしまいます。ですがテンプル騎士団とアサシン教団についてはあまり詳しく劇中では語られていませんでしたのでゲーム未プレイの方は少し置いてけぼりを食らってしまうかもしれませんのでこれらの二大勢力について簡単にまとめている動画を上に掲載しておきます。よかったら参考にしてみてください。

史実とフィクションが交差するストーリーも魅力的であり、ゲームをプレイしたことのある方もそうでない方も楽しめる作品となっています。

最後までご覧いただきありがとうございます。それではまた来週の記事でお会いしましょう。

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