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「SDGs(エスディージーズ)」という言葉を聞いたことがありますか。最近、新聞やテレビでよく見たり聞いたりするようになりました。けれども、日本ではまだまだ多くの人がSDGsがどういうものなのか、私自身を含めてよくわからないというのが現状ではないでしょうか。

「SDGs」とは、「Sustainable Development Goals」の略で、2015年9月に国連サミットで決められた「国際社会共通の目標」のことです。17のゴール(目標)・169のターゲット(具体的な目標)を決めています。

前回にひきつづき、SDGsの具体的な目標について調べてみました

電気を使えない人は11億人も

電気やガスなど私たちの生活に欠かせないエネルギー。しかし,世界ではいまだに約11億人が電気を利用できずにいます。

電気が使えない地域では,薪や炭を燃やして,料理をしたり暖房に使ったりしています。その数は約30億人。煙で汚れた空気で健康をそこなうことにもなります。また,貧しい人々は,夜でも明かりを使うことができず,仕事や勉強ができません。途上国では,外灯の灯りで勉強をする子どももいます。
化石エネルギーを作り出すときに二酸化炭素が発生するのも問題です。このまま化石エネルギーの消費量が増え続けると,温暖化や気候変動がますます深刻になるといわれています。
そこで未来のエネルギーとして,世界が力を入れているのが再生可能エネルギーです。世界のエネルギー消費の約25%が再生可能エネルギーで,先進国を中心に積極的に導入されています。

 

(記事・図は東京書籍EduTown SDGsのページより)

 

目標 7 すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する

Goal 7 Ensure access to affordable, reliable, sustainable and modern energy for all

全世界の人々が電球を省エネ型に変えれば、世界は毎年1,200 億ドルを節約できることになります。

なぜ、この目標が設定されたのですか。

私たちの日常生活は、信頼できる手ごろな価格のエネルギーによるサービスが、円滑に機能し、公平に発展することに依存しているからです。エネルギー・システムをしっかりと確立すれば、ビジネス、医療、教
育から農業、インフラ、通信、先端技術に至るまで、あらゆる部門を支えることができます。逆に、エネルギーの供給・変換システムを利用できなければ、人間開発と経済発展の障害となります。

私は電力を利用できています。この目標になぜ関心を持たねばならないのですか。

これまで数十年間、主として石炭や石油、ガスといった化石燃料を用いた発電が行われてきましたが、炭素燃料を燃やせば、大量の温室効果ガスが発生し、気候変動を引き起こしたり、人間の福祉と環境に悪影響を与えたりすることになります。その影響はごく一部ではなく、すべての人々にびます。しかも、世界の電力使用量は急増しています。結局のところ、安定した電力供給がない国は、経済を牽引することもできないのです。

 

国連広報センターのパンフレット SDGs シリーズ「なぜ大切か」より

ターゲット 7.1 2030年までに、安価かつ信頼できる現代的エネルギーサービスへの普遍的アクセスを確保する。

ターゲット 7.2 2030年までに、世界のエネルギーミックスにおける再生可能エネルギーの割合を大幅に拡大させる。

ターゲット 7.3 2030年までに、世界全体のエネルギー効率の改善率を倍増させる。

ターゲット 7.a 2030年までに、再生可能エネルギー、エネルギー効率及び先進的かつ環境負荷の低い化石燃料技術などのクリーンエネルギーの研究及び技術へのアクセスを促進するための国際協力を強化し、エネルギー関連インフラとクリーンエネルギー技術への投資を促進する。

ターゲット 7.b 2030年までに、各々の支援プログラムに沿って開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国、内陸開発途上国の全ての人々に現代的で持続可能なエネルギーサービスを供給できるよう、インフラ拡大と技術向上を行う。

 

 

目標 7 の達成現状は?

2019年の国連の経過報告です。

日本の政府や企業は、もっと再生可能なエネルギー源に投資してほしい。個人のマナーやボランティアにたよるのではなく、政府や企業が省エネの実践を優先すべき課題として取り組んで、省エネのシステムを作り出してほしい。クリーン・エネルギーの技術開発とインフラの積極的な採用をして、安価で信頼できる持続可能なエネルギー・システムへの移行をもっと加速してほしい。わたしは、そう思います。

 

 



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