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    「SDGs(エスディージーズ)」という言葉を聞いたことがありますか。最近、新聞やテレビでよく見たり聞いたりするようになりました。けれども、日本ではまだまだ多くの人がSDGsがどういうものなのか、私自身を含めてよくわからないというのが現状ではないでしょうか。

    「SDGs」とは、「Sustainable Development Goals」の略で、2015年9月に国連サミットで決められた「国際社会共通の目標」のことです。17のゴール(目標)・169のターゲット(具体的な目標)を決めています。

    前回にひきつづき、SDGsの具体的な目標について調べてみました

    争いのない世界を目指して

    世界には,今,この瞬間もどこかで紛争や戦争などの争いごとが起きています。紛争のある国や地域で暮らす子どもたちは約2億5000万人。たくさんの人が争いごとや暴力,迫害で命をうばわれたり,家族を失うなどのつらく悲しい思いをしています。家や財産をなくしたり,住む場所を追われる人も少なくありません。あらゆる争いごとをなくして,平和を実現すること。そのためにも,法律などの公正な制度を誰もが利用できることが大切になってきます。

     

    (記事・図は東京書籍EduTown SDGsのページより)

     

    目標 16 持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する

    Goal 16  Promote peaceful and inclusive societies for sustainable development, provide access to justice for all and build effective, accountable and inclusive institutions at all levels

    持続可能な開発目標を達成するためには、平和で公正かつ包摂的な社会が必要です。

    なぜ、この目標が設定されたのですか。

    持続可能な開発目標(SDGs)を 達成するためには、平和で公正 かつ包摂的な社会が必要です。 あらゆる場所の人々が、いかな る形態の暴力も受けず、また、民 族や信条、性的指向に関係なく、 安心して生活を送れるようにする 必要があります。 私たちは SDGs の達成に向けて 前進するため、質の高い教育と 医療、公正な経済政策、包摂的 な環境保護を実現できる実効的 で包摂的な公共機構を必要とし ています。

    この問題に取り組むためには、 何をする必要がありますか。

    平和、正義、包摂を達成するため には、各国政府と市民社会、コミ ュニティーが結束して、暴力を減 らし、正義を実現し、腐敗と闘い、 常に包摂的な参加を確保することが重要となります。 私的な場でも公的な場でも、意見 を表明する自由を保障しなけれ ばなりません。人々が自らの暮ら しに影響する決定に寄与できるよ うにしなければなりません。法律 や政策は、いかなる差別もなく適 用しなければなりません。紛争は 機能的な政治・司法制度を通じて 解決される必要があります。 国と地方の行政機構は説明責任 を担わねばならず、また、公平に、 賄賂を支払う必要なく、家庭やコ ミュニティーに基本的なサービス を届ける態勢を整えておく必要が あります。

     

    国連広報センターのパンフレット SDGs シリーズ「なぜ大切か」より

    ターゲット 16.1 あらゆる場所において、全ての形態の暴力及び暴力に関連する死亡率を大幅に減少させる。

    ターゲット 16.2 子供に対する虐待、搾取、取引及びあらゆる形態の暴力及び拷問を撲滅する。

    ターゲット 16.3 国家及び国際的なレベルでの法の支配を促進し、全ての人々に司法への平等なアクセスを提供する。

    ターゲット 16.4 2030年までに、違法な資金及び武器の取引を大幅に減少させ、奪われた財産の回復及び返還を強化し、あらゆる形態の組織犯罪を根絶する。

    ターゲット 16.5 あらゆる形態の汚職や贈賄を大幅に減少させる。

    ターゲット 16.6 あらゆるレベルにおいて、有効で説明責任のある透明性の高い公共機関を発展させる。

    ターゲット 16.7 あらゆるレベルにおいて、対応的、包摂的、参加型及び代表的な意思決定を確保する。

    ターゲット 16.8 グローバル・ガバナンス機関への開発途上国の参加を拡大・強化する。

    ターゲット 16.9 2030年までに、全ての人々に出生登録を含む法的な身分証明を提供する。

    ターゲット 16.10 国内法規及び国際協定に従い、情報への公共アクセスを確保し、基本的自由を保障する。

    ターゲット 16.a 特に開発途上国において、暴力の防止とテロリズム・犯罪の撲滅に関するあらゆるレベルでの能力構築のため、国際協力などを通じて関連国家機関を強化する。

    ターゲット 16.b 持続可能な開発のための非差別的な法規及び政策を推進し、実施する。

     

    この目標は、一言で言えば戦争やめて平和な社会にして紛争のタネを無くそうということ。どうゆうことをやっていけば、それが実現できるか、その方法がはっきりとしないので、ターゲットが単純な表現になっていると言うことでしょうか。でも、紛争のタネである不公平を無くすと言うことは、私たちのまわりにできることが多いということのかもしれません。

     

    目標 16 の達成現状は?

    2019年の国連の経過報告です。

    こちらの経過報告も、アフリカでは、子どもたちの半分が出生登録すらされないという現実。DVや児童の虐待以前のひどさです。しかし、それは見ないふりしてほっておけば無くなってしまうわけではありません。逆に悪循環で増えていってしまうでしょう。身近な不公正を見逃さないのもSDGsの取り組みではないのでしょうか。

     



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