音楽大好きの ぶろっこり が、気ままに気になる気分のミュージックをお送りする @今週の洋楽 。
今回は、マーク・リンゼイとレイダース The Raiders featuring Mark Lindsay 「嘆きのインディアン Indian Reservation ( The Lament Of The Cherokee Reservation Indian)」をピックアップ。
ぶろっこり この曲のイントロとサビの部分は頭にこびりついているのですが、レイダース The Raiders の曲はこれしか知りません。調べてみると60年代からポール・リヴィア&ザ・レイダーズとして活動していたバンドのようですが、メンバーがかなり入れ替わったりしていたようです。マーク・リンゼイ Mark Lindsay はポール・リヴィア&ザ・レイダーズのリード・ヴォーカリストでしたが、70年代に入ってソロシンガーとして独立。独立後の1971年にマーク・リンゼイとザ・レイダーズとしてこの曲をカバー、それが全米1位の大ヒットとなったそうです。なかなかややこしいです。
嘆きのインディアン~チェロキー・インディアンの悲劇 Indian Reservation[The Lament Of The Cherokee Reservation Indian] マーク・リンゼイとレイダース The Raiders featuring Mark Lindsay(1971年)
原題の Indian Reservasion は「インディアン居留地」。つまり、強制的に居留地に追いやられたネイティブ・アメリカン(インディアン)のチェロキー族のことを歌っています。
涙の道(なみだのみち、英:Trail of Tears)とは、1838年にアメリカ合衆国のチェロキー族インディアンを、後にオクラホマ州となる地域のインディアン居留地に強制移動(Population transfer)させたときのことをいう。このとき、15,000名いたチェロキー族のうちおよそ4,000名が途上で亡くなった。 Wikiより
かれらは、この出来事を 涙の道 と読んでいるそうです。地図で見るととんでもない距離です。そして、他の部族に対しても、同じようなことが繰り返されたのです。
Indian Reservation The Raiders 1968
They took the whole Cherokee Nation
And put us on this reservation
Took away our ways of life
The tomahawk and the bow and knife
Took away our native tongue
And taught their English to our young
And all the beads we made by hand
Are nowadays made in Japan
Cherokee people, Cherokee tribe
So proud you live, so proud you die
They took the whole Indian Nation
And locked us on this reservation
Though I wear a shirt and tie
I’m still a red man deep inside
Cherokee people, Cherokee tribe
So proud you live, so proud you die
But maybe someday when they learn
Cherokee Nation will return
Will return
Will return
Will return
Will return提供元: Musixmatch
ソングライター: John D. Loudermilk
嘆きのインディアン 歌詞 © Sony/atv Acuff Rose Music
ヤツらはチェロキーの居場所をすべて奪った
そしてこの居留地に押し込めた
我々の生き方を奪い
斧に弓にナイフまで取り上げた
我々の言葉を奪い
若い者たちはに英語を教え込んだ
手作りしていたビーズも
今では日本製だ
チェロキーの人々 チェロキー族よ
誇り高く生きて 誇り高く死のう
ヤツらはチェロキーの居場所をすべて奪った
そしてこの居留地に押し込めた
シャツにネクタイを着ていても
身体の中には赤色人の血が流れている
チェロキーの人々 チェロキー族よ
誇り高く生きて 誇り高く死のう
だけど 彼らもいつか学ぶだろう
そのとき チェロキーの土地は戻って来る
きっと 戻って来る
1968年にドン・ファードン Don Fardon が、タイトルを「インディアン居留地 Indian Reservation」とし、歌詞も少し変えてカヴァー。ビルボードで20位のスマッシュ・ヒット。
最後までご視聴いただきありがとうございました。
それでは、また。#170
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