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音楽大好きの ぶろっこり が、気ままに気になる気分のミュージックをお送りする 🎶今週の洋楽🎶 。

今回は、ぶろっこりのハジレコ・シリーズで、なんとあの「サウンド・オブ・サイレンス The Sounds of Silence 」「ミセス・ロビンソン Mrs. Robinson」 サイモン&ガーファンクル Simon & Garfunkel をピックアップさせていただきます。

サイモンとガーファンクル / SIMON AND GARFUNKEL  ミセス・ロビンソン / mrs. robinson CBS/SONY  SONG80002 日本 1968 45rpm 7″ stereo B面:サウンド・オブ・サイレンス / sounds of silence

映画「卒業 The Graduate」1967年は、言わずと知れたアメリカン・ニューシネマの代表作のひとつ。マイク・ニコルズ監督、ダスティン・ホフマン主演、キャサリン・ロス、アン・バンクロフトなどが出演した青春映画。日本では1968年に公開されました。ぶろっこりは、映画館でみた記憶はありませんが、TV版は何度も見ています。もちろん、斬新な映像や有名なラストシーンにドキドキさせられた少年のひとりです。今回、この記事を書くにあたって見直したんですが音楽はもちろん、映像が印象的でした。コマ割りやカメラワークも特徴的でしたが、何でしょうか色彩がビビッドなんですね。理由は判りませんが、フィルムの特徴なのか近年つくられた映画よりも強い色合いを感じました。ところで、タイトルの「 The graduate 」は、直訳すると、卒業生、学士とか〈米〉大学院生ということになりますが、「卒業」という邦題の方がいろんな意味が込められそうでいいなあと思っています。

映画について語り出すと長くなりますので、肝心の曲の話に戻ります。
マイク・ニコルズ監督がポール・サイモンに製作を依頼し、サイモン&ガーファンクル S & G の「サウンド・オブ・サイレンス」「スカボロー・フェア/詠唱」「4月になれば彼女は」「プレジャー・マシーン」「ミセス・ロビンソン」がサウンドトラックとして使われています。映画が大ヒットし、「卒業-オリジナル・サウンドトラック The Graduate」もヒット。しばらくして、スタジオ・アルバム「ブックエンド Bookends」を発表して、そのどちらもヒットしたわけで、結果的に S & G のアルバムが16週連続で全米1位を独占するという快挙をなしとげています。すごいことですね。当時の人気が判ります。

「ミセス・ロビンソン Mrs. Robinson」 

「卒業-オリジナル・サウンドトラック The Graduate」には、「ミセス・ロビンソン」Version 1 とVersion 2 が収録されていますがどちらも断片で、フル・ヴァージョンはアルバム「ブックエンド」に再度レコーディングして収録、シングル・カットされました。それが、ぶろっこりのハジレコのひとつとなったわけです。
Mrs.Robinson Simon & Garfunkel 1967
And here’s to you, Mrs. Robinson
Jesus loves you more than you will know
Whoa, whoa, whoa
God bless you, please, Mrs. Robinson
Heaven holds a place for those who pray
Hey, hey, heyHey, hey, hey
We’d like to know a little bit about you for our files
We’d like to help you learn to help yourself
Look around you all you see are sympathetic eyes
Stroll around the grounds until you feel at home
And here’s to you, Mrs. Robinson
Jesus loves you more than you will know
Whoa, whoa, whoa
God bless you, please, Mrs. Robinson
Heaven holds a place for those who pray
Hey, hey, heyHey, hey, hey
Hide it in the hiding place where no one ever goes
Put it in your pantry with your cupcakes
It’s a little secret just the Robinson’s affair
Most of all you’ve got to hide it from the kids
Koo-koo-ka-choo, Mrs. Robinson
Jesus loves you more than you will know
Whoa, whoa, whoa
God bless you, please, Mrs. Robinson
Heaven holds a place for those who pray
Hey, hey, heyHey, hey, hey
Sitting on a sofa on a Sunday afternoon
Going to the candidates’ debate
Laugh about it, shout about it
When you’ve got to choose
Every way you look at this you lose
Where have you gone, Joe DiMaggio?
Our nation turns its lonely eyes to you
Woo, woo, woo
What’s that you say, Mrs. Robinson?
Jolting Joe has left and gone away
Hey, hey, heyHey, hey, hey
提供元: LyricFind
ソングライター: Paul Simon
Mrs. Robinson 歌詞 © Universal Music Publishing Group
ミセス・ロビンソン
資料作成のために
あなたのことを
少しばかり伺いたいのです
ご自分を救うことを学ばれるよう
私どもにお手伝いさせてください
まわりをごらんなさい ホラみんなが
同情の眼差しであなたを見ていますよ
気持ちが落ち着くまで
お庭でも散歩されたらいかがです?
いいですか ロビンソン夫人
あなたが思いもよらないほどに
イエス様はあなたを愛しておられます
神のご加護がありますように ロビンソン夫人
天は祈る者を
快く受け入れてくれるのです
そんなものは誰の目にも触れない場所に
そっと隠しておきなさい
パンケーキと一緒に
食料貯蔵庫にでも入れておけばいい
小さな秘密にすぎません
あくまでロビンソン家の問題ですよ
特に子どもたちには
バレないように気をつけることですね
さあさあ ロビンソン夫人
あなたが思いもよらないほどに
イエス様はあなたを愛しておられます
神のご加護がありますように ロビンソン夫人
天は祈る者を
快く受け入れてくれるのです
日曜の昼下がりには
ゆったりとソファーでくつろげばよろしい
候補者の討論会に出かけるのも結構でしょう
せいぜいお笑いなさい
大声をおあげなさい
自分の意志で選ぶ段になったら
どこから見てもあなたの負けですからね
どこへ行ったの ジョー・ディマジオ?
国じゅうが寂しげな視線を
あんたに投げかけているというのにーー
何とおっしゃいました ロビンソン夫人?
゛強力パンチのジョー゛なんて
もうどこにもいないんですよ
     対訳:内田久美子
懐かしいセントラルパーク・コンサートから。

もともとは、別のタイトルだったそうですが、映画に合わせて「ミセス・ロビンソン」になったそうです。でも、ぴったりはまっていると思います。

「サウンド・オブ・サイレンス The Sounds of Silence 」 

さて、テーマ曲の「サウンド・オブ・サイレンス」ですが、原題は、同じアルバムの中でも The Sound of Silence だったり The Sounds of Silence だったりしています。ぶろっこりのレコードでも表はSOUND、裏とレーベルはSOUNDSと異なっています。CDを調べたらジャケットは表SOUNDと裏SOUNDS、レーベルSOUNDSで歌詞カードは両方混在。いい加減にしてと言いたくなりました。(^_^) もっとも、歌詞の方も1番から3番まではSOUNDで、5番だけSOUNDSになっています。この場合、複数形になることで、意味も変わるのでしょうか。うーん。誰か教えてください。ぶろっこり わかりません。
また、ライブ盤をのぞいたスタジオ録音のものとしては、4つのヴァージョンがあります。

S&Gが、1964年にデビュー・アルバム「水曜の朝、午前3時 Wednesday Morninig, 3 A.M.」に収録したものがオリジナルレコーディング。伴奏がアコースティック・ギターのみでした。このアルバムがまったく売れなかったので、直後にバンドは解散しています。今となっては、信じられませんけど。

ボストンの深夜番組でDJのディック・サマーが「サウンド・オブ・サイレンス」をかけるとすぐさま大学の学生の間で火が付き、ラジオでヘビーローテーションされた。このことがコロムビア・レコードを動かし、シングルを発売することになります。この時、デビュー・アルバムを手掛けたプロデューサーのトム・ウィルソンが二人に無断で、ディランのようなフォーク・ロック調でバーズ風のエレクトリック・サウンドにオーバーダビングされたヴァージョンとして65年9月に発売してしまいます。すると1966年1月には、チャート1位を記録する大ヒットとなったのです。
二人もS&Gとして活動を再開し、シングル・ヴァージョンを含むアルバム「サウンド・オブ・サイレンス The Sound of Silence」が発表されます。ファンには有名なエピソードです。
その後68年には、映画『卒業』のサウンドトラック・アルバム「卒業-オリジナル・サウンドトラック The Graduate」にも再収録されます。そこには、「サウンド・オブ・サイレンス」が最初と最後に収録されていますが、最初のものは実際に映画で使用され大ヒットしたフォーク・ロック・ヴァージョン。最後の方は、「水曜の朝、午前3時」版と同様のアコースティック・ヴァージョンだが、曲の終末部で詞を歌わず、ハミングしているものです。
まとめると、
64年 アルバム「水曜の朝、午前3時」
66年 アルバム「サウンド・オブ・サイレンス」
68年 アルバム「卒業-オリジナル・サウンドトラック The Graduate」 Electric Version と Reprise
そして、65年に発売されたポール・サイモンのソロ・アルバム『ポール・サイモン・ソングブック』に、ソロ・バージョンも収録されています。
ファンの間でも、どのヴァージョンがいいだとか好きだとか、意見が分かれているようです。興味があったら聞き比べてみてください。

The Sounds of Silence Simon & Garfunkel 1964
Hello darkness, my old friend
I’ve come to talk with you again
Because a vision softly creeping
Left its seeds while I was sleeping
And the vision that was planted in my brain
Still remains
Within the sound of silence
In restless dreams I walked alone
Narrow streets of cobblestone
‘Neath the halo of a street lamp
I turned my collar to the cold and damp
When my eyes were stabbed by the flash of a neon light
That split the night
And touched the sound of silence
And in the naked light I saw
Ten thousand people, maybe more
People talking without speaking
People hearing without listening
People writing songs that voices never share
No one dared
Disturb the sound of silence
“Fools” said I, “You do not know
Silence like a cancer grows
Hear my words that I might teach you
Take my arms that I might reach you”
But my words like silent raindrops fell
And echoed in the wells of silence
And the people bowed and prayed
To the neon god they made
And the sign flashed out its warning
In the words that it was forming
And the sign said, “The words of the prophets
Are written on the subway walls
And tenement halls
And whispered in the sounds of silence”
提供元: LyricFind
ソングライター: Paul Simon
The Sound of Silence 歌詞 © Universal Music Publishing Group

サウンド・オブ・サイレンス

やあ暗闇よ 僕の古い友だちよ
また君と話をしに来た
ある幻がそっと忍び寄り
眠っている間にその種を残していったから
僕の脳裏に植え付けられたその考えは
今もなお生き続けている
静寂の音の中で

安らぎのない夢の中
僕は狭い石畳の道をひとり歩いていた
街灯の光の輪の下で
僕は冷たく湿った夜気に衿を立てた
ネオンのひらめきが僕の目に突き刺さったとき
それは夜を引き裂き
静寂の音に触れた

そしてむき出しのライトの中に僕は見た
1万人 いや多分もっと多くの人々
彼らは言葉もなく話し
耳を傾けることもなく聞いていた

人々は声に出して歌われることのない歌を
書いていた
そして誰ひとりとして
静寂の音を遮ろうとする者はいない

「愚か者たちよ」と僕は言う
「君たちは知らないのか
静寂に癌のように広がっていく
僕の伸ばすこの腕にすがるんだ」
しかし僕の言葉は
音もなく落ちる雨の雫のように
静寂の井戸の中で谺するのみだった

そして人々は
自分で作ったネオンの神にコウベを垂れて祈った
言葉の形になったネオンサインは
警告をひらめかせていた
それはこうあった
「預言者の言葉は 地下鉄の壁や
安アパートの廊下に書かれている」
静寂の音の中で それは聴かれたのだ

冬の散歩道の記事でも述べましたが、ポール・サイモンの歌詞は文学的で難しい。訳や解釈も様々です。ここでは、歌詞カードの訳を紹介するにとどめましょう。彼らのコメントを添えて。

「私はあなた方一人一人が(この曲に関して)丹念な解釈を試みることを希望します。深い意味を込めたコミュニケーションが失敗した時、聞こえてくるその響きは、静寂の音だけなのです。」

最後までご視聴いただきありがとうございました。

それでは、また。#189

 

 

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