@今週の洋楽 オン・アンド・オン On And On スティーヴン・ビショップ Stephen Bishop 初恋の渚

今週の洋楽 ぶろっこり

音楽大好きの ぶろっこり が、気ままに気になる気分のミュージックをお送りする @今週の洋楽 。

今回は、「オン・アンド・オン On And On 」スティーヴン・ビショップ Stephen Bishop 1977年 をピックアップ。

AORのオムニバス・アルバムには必ず選ばれる曲「オン・アンド・オン On And On 」は、スティーヴン・ビショップ Stephen Bishop 二枚目のシングルで全米11位。彼の最大のヒット曲です。

最初は、「初恋の渚」という邦題でリリースされていました。歌詞の内容には関係なくイメージでつけられたのかも。後に「オン・アンド・オン」に変更されています。

1976年のデビュー・アルバム『ケアレス Careless』。AORの名作アルバムとして有名です。スティーヴン・ビショップのギターに加えて、アート・ガーファンクル、チャカ・カーン、エリック・クラプトン等の豪華ミュージシャンが参加する洗練されたサウンド。ヒットした「雨の日の恋 Save It For A Rainy Day」「オン・アンド・オン On And On」など、キャッチ・コピーじゃないけど洒落た短編小説を読んだような気分にしてくれます。

この曲はスティーヴン・ビショップの経験を歌ったものではなく、ジャマイカが舞台の空想のお話ということみたいです。

On And On Stephen Bishop 1977

Down in Jamaica
They got lots of pretty women
Steal your money
Then they break your heart
Lonesome Sue, she’s in love with ol’ Sam
Take him from the fire into the frying pan

On and on
She just keeps on trying
And she smiles when she feels like crying
On and on, On and on, On and on

Poor ol’ Jimmy
Sits alone in the moonlight
Saw his woman kiss another man
So he takes a ladder
Steals the stars from the sky
Puts on Sinatra and starts to cry

On and on
He just keeps on trying
And he smiles when he feels like crying
On and on, On and on, On and on

When the first time is the last time
It can make you feel so bad
But if you know it, show it
Hold on tight
Don’t let her say goodnight

Got the sun on my shoulders
And my toes in the sand
Woman’s left me for some other man
Aw, but I don’t care
I’ll just dream and stay tan
Toss up my heart and see where it lands

On and on
I just keep on trying
And I smile when I feel like dying
On and on
On and on
On and on

Songwriters STEPHEN BISHOP
Lyrics c Universal Music Publishing Group, DOWNTOWN MUSIC PUBLISHING LLC

おもにソングライターとして活動していたスティーヴン・ビショップは、アート・ガーファンクル Art Garfunkel が彼の曲をアルバムで取り上げたことにより注目されて1976年にメジャー・デビュー。

デビューシングルは、「雨の日の恋 Save It For A Rainy Day」1977年 Billboard 22位。

続く二枚目のシングル「On And On」が大ヒットして、一躍AORの寵児になります。ぶろっこりも好きなアスワド Aswad も1989年にレゲエでカヴァー。こちらもヒットしました。全英25位。歌詞の通り本場ジャマイカです。

いつものぶろっこり訳です。

Take him from the fire into the frying pan の訳がむずかしいですね。out of the frying pan and into the fire という言い回しがあります。フライパンを逃れたら次は炎=「一難去ってまた一難」というような表現らしいですが、歌詞の方は逆ですよね。炎から逃れてフライパンへいっても状況はあまり変わらない気がします。

ジャマイカなら
可愛い女の子が沢山いるけど
お金を盗まれては
がっかりさせられる

ひとりぼっちのスーは
年上のサムに恋してる
うまくいったとしても苦しみは変わらない

ずっと
彼女はがんばり続ける
泣きたいときだって笑顔でいる
そう繰り返し続けるんだ ずっと

かわいそうなジミーは
月明かりの下ひとり座ってる
彼女が別の男とキスしてるのを
見てしまったんだ

だから空から星を取ろうと
はしごを持ってきた
シナトラのレコードをかけて泣くのさ

ずっと
彼はがんばり続ける
泣きたいときだって笑顔でいる
そう繰り返し続けるんだ ずっと

出逢ったその日が最後になるなんて
それを悲しく思うなら
わかるよね 君が示すんだ
しっかり抱きしめて
おやすみ なんて言わせちゃいけない

太陽を背に受けて
つま先は砂に埋まってる
彼女は僕を置いて 他の男のところへ

でも僕は気にしない
ただ夢を見て 日焼けしたまま
心を放り投げて
どこに落ちるか確かめるんだ

ずっと ずっと
僕はがんばり続ける
泣きたいときだって笑顔でね
ずっとずっと
続けて行くんだ
これからも

ずっとずっと
続けて行くんだ
何度でも

ずっとずっと
続けて行くんだ
何度でも

こんな動画もありました。TVでのパフォーマンス。

最後までご視聴いただきありがとうございました。

それでは、また。#383

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