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昨年末、フランス映画音楽の巨匠フランシスレイの訃報が届きましたが、本日(2019/1/26) 同じく映画音楽の巨匠であるミッシェル・ルグランさんが亡くなられたとの知らせが届きました。
今回は、彼の追悼ということで、映画「華麗なる賭け」のテーマ 「風のささやき」をお届けしたいと思います。

wiki によれば、
ミシェル・ルグラン(Michel Legrand、1932å¹´2月24日 – 2019å¹´1月26日)は、フランスの作曲家、ピアニスト、映画監督、俳優。1950年代からジャズ、映画音楽の分野で活動。ジャック・ドゥミ監督と共に手掛けた『シェルブールの雨傘』、『ロシュフォールの恋人たち』をはじめアカデミー歌曲賞を受賞した『華麗なる賭け』(主題歌『風のささやき』)、『おもいでの夏』、『愛と哀しみのボレロ』(フランシス・レイとの共作)、『栄光のル・マン』『ネバーセイ・ネバーアゲイン』など数々の映画音楽を創作し、20世紀後半のフランス映画音楽界を代表する存在である。携わった作品の数はテレビも含めると200以上に上る。

有名なところをいくつか紹介してみます。

シェルブールの雨傘 Les Parapluies de Cherbourg 1964

おもいでの夏 Summer of ’42   1971

どれも、記憶に残るいい映画や音楽です。やはり中学時代に見た映画の影響は大きいですね。いわゆる中二病でしょうか。

個人的には、「おもいでの夏」が一番ですかね。昔のアルバムを開くときのようなしっとりとしたこのメロディをきくと、今でも胸がキュンとしてしまいます。

さて、フランシス・レイの追悼を書いたときに、ミッシェル・ルグランだったら、なにを紹介すればいいかな、「風のささやき」かなと、ふと思ったのですが、残念なことにその通りになってしまいました。

『華麗なる賭け』The Thomas Crown Affair 1968 は、スティーブ・マックイーン主演のアメリカのサスペンス映画です。テーマ曲の「風のささやき Windmills Of Your Mind」 ノエル・ハリソン Noel Harrison は、アカデミー主題歌賞を受賞しています。

実業家ながら、泥棒に異常な才能と情熱を持っている大富豪のトーマス・クラウン(スティーブ・マックイーン)。銀行を襲撃して大金をまんまと手に入れますが、保険調査員のビッキー(フェイ・ダナウェイ)はクラウンが黒幕と見抜き、彼に近づいていき・・・、といった内容のサスペンス映画です。けれど、有名なチェスのシーンなどを考えると実は恋愛映画といってもいいのかもしれません。ミッシェル・ルグランのおしゃれな旋律がアメリカ映画なのにフランス映画みたいに感じました。カットもセンスが良くて、主演の2人もすばらしい演技、とてつもなく派手なのにぴったり決まっているとしか言いようのないファッション。「華麗なる賭け」「風のささやき」どちらも、原題とはかけ離れていますが、これ以上ないような意訳で、映像・俳優・演技・音楽どれをとっても一級の作品といえるのではないでしょうか。

華麗なる賭け The Thomas Crown Affair 1968

風のささやき Windmills Of Your Mind  Noel Harrison

Round,like a circle in a spiral, like a wheel within a wheel
Never ending or beginning on an ever spinning reel
Like a snowball down a mountain, or a carnival balloon
Like a carousel that’s turning running rings around the moon
Like a clock whose hands are sweeping past the minutes of its face
And the world is like an apple whirling silently in space
Like the circles that you find in the windmills of your mind
Like a tunnel that you follow to a tunnel of its own
Down a hollow to a cavern where the sun has never shone
Like a door that keeps revolving in a half forgotten dream
Or the ripples from a pebble someone tosses in a stream
Like a clock whose hands are sweeping past the minutes of its face
And the world is like an apple whirling silently in space
Like the circles that you find in the windmills of your mind
Keys that jingle in your pocket, words that jangle in your head
Why did summer go so quickly, was it something that you said?
Lovers walking along a shore and leave their footprints in the sand
Is the sound of distant drumming just the fingers of your hand?
Pictures hanging in a hallway and the fragment of a song
Half remembered names and faces, but to whom do they belong?
When you knew that it was over you were suddenly aware
That the autumn leaves were turning to the color of her hair!
Like a circle in a spiral, like a wheel within a wheel
Never ending or beginning on an ever spinning reel
As the images unwind, like the circles that you find
In the windmills of your mind

ソングライター: Alan Bergman / Marylin Bergman / Michel Legrand
風のささやき 歌詞 © Sony/ATV Music Publishing LLC

そのなかでも、すてきなのがミッシェル・ルグランの音楽です。この「風のささやき」は、金持ちだが人生に辟易している主人公がグライダーを操縦中に、スリルを感じるための銀行強盗計画を考えているシーンで使われています。いまでも思い出せるほど、映像と曲がぴったりマッチした場面でした。風変わりでバロックのような感じのメロディーが繰り返され、そのうちのひとつの部分を取り除くと全部がこわれてしまうような ひとつづきの曲と歌詞になっています。”ing”を繰り返し使い、”in” “within” “rings” “minutes”などの言葉で音を重ねて、めくるめくような効果を醸し出しています。

The Windmills Of Your Mind Dusty Springfield 1969

The Windmills Of Your Mind Sting 1999

ダスティスプリングフィールドやスティング(1999年にリメイクされた作品で使われた)のカバーもいいですね。全くちがう世界を見せてくれます。

竹内まりやも、アルバム Longtime Favorites の中でカバーしていました。

昔ご覧になったみなさんも、もう一度見たくなったのではないでしょうか。

 

それでは、また。#20

 

 

 

 

 

 



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