暑い夏はアニメを見よう!『交響詩篇エウレカセブン』映画好きにこそ見てほしい!

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皆様こんにちは小西です。

今週ご紹介するのは、2005年から2006年にわたって放送されたアニメ『交響詩篇エウレカセブン』です。

かなりシリアスなシーンもあるが、なぜか日曜の朝7時という子供向けアニメの放送時間帯に放送されていた伝説のアニメ。

スカブコーラルという珊瑚に似た生命体が地表を覆い、そこから発生する「トランサパランス・ライト・パーティクル(通称トラパー)」と呼ばれる粒子が大気中を漂う惑星が舞台。

辺境の地ベルフォレストに祖父とともに住む少年レントン。彼の父アドロック・サーストンは世界を救った英雄であったがレントンはそんな父にコンプレックスを抱いていた。

トラパーの波に乗るスポーツ「リフボード」に打ち込むレントンのもとにある日、人型ロボット『ニルヴァーシュ』を操る反政府組織「ゲッコーステイト」のメンバーの謎の少女エウレカが現れる。エウレカに運命を感じたレントンはゲッコーステイトに入ることを決意する。レントンはその旅路で世界の真実と向き合うこととなる…。

現在アニメシリーズのリブート映画化企画の3作目『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション3』が公開を控え、ますます盛り上がりを見せている作品。

少年少女の出会いから始まる王道的展開でありながらスカブやトラパーなど独自の設定や世界観を取り入れ、10年たった今でも全く色あせない名作。「フィロソフィー・フィクション」というジャンルで哲学的、宗教的な独自の考え方を50話をかけじっくり視聴者に理解させていく。

テクノミュージックやサーフィン文化などのサブカルチャーのオマージュを多く取り入れ、国内外で高く評価されている。劇中で登場する登場人物や用語が映画や音楽など様々なジャンルから引用され設定にも大胆に取り入れられ、最終回まで見た後に引用元を確認するのも楽しみ方の一つになっている。

思春期の少年レントンが成長していく姿や家族、人間、争い…様々なテーマが盛り込まれた何度見ても素晴らしい傑作です。50話もあり少し長いですが最後までぜひご覧くだい。

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