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    「SDGs(エスディージーズ)」という言葉を聞いたことがありますか。最近、新聞やテレビでよく見たり聞いたりするようになりました。けれども、日本ではまだまだ多くの人がSDGsがどういうものなのか、私自身を含めてよくわからないというのが現状ではないでしょうか。

    「SDGs」とは、「Sustainable Development Goals」の略で、2015年9月に国連サミットで決められた「国際社会共通の目標」のことです。17のゴール(目標)・169のターゲット(具体的な目標)を決めています。

    前回にひきつづき、SDGsの具体的な目標について調べてみました

    世界の若者や途上国の失業率

    世界では若い世代の失業率が問題となっています。2016年の若者の失業率は約13.1%。働くことをあきらめて「ニート」となる若者も増ふえています。安定した収入を得たり,安定した仕事につけるチャンスが減ることは,若い人たちが未来への希望を失い,社会に不満を持つことにつながります。

    地球の未来をつくる若者が,満足できる働き方をすることは,持続可能な社会作りにおいてはとても大切なことです。

    学校に行けずに働く,児童労働

    日本では,子どもは学校に通って勉強するのがあたり前で,ほとんどの子どもが義務教育の中学校を卒業後も高校に進学。大学・短大進学率も60%近くに達するなど,世界でも有数の高学歴社会です。

    しかし,世界では学校で勉強したくても,いろいろな理由から働かなくてはいけない子どもたちがたくさんいます。5~17歳の働く子どもの数は約1億5200万人。世界の子どもの10人に1人が働いています。

     

    (記事・図は東京書籍EduTown SDGsのページより)

     

    目標 8 包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する

    Goal 8 Promote sustained, inclusive and sustainable economic growth, full and productive employment and decent work for all

     

    3,000 万件:世界の生産年齢人口の増大に合わせ、毎年、労働市場への新規参入者に提供する必要のある雇用の数

    なぜ、この目標が設定されたのですか。

    安定した賃金の高い仕事がない限り、貧困の根絶は達成できません。1 日 1.90 米ドルという貧困ライン未満で暮らす人々は、22億人近くに達しています。

    失業者はどれだけいるのですか。

    国際労働機関(ILO)によると、2017 年の時点で世界人口の5.6%が失業しています。2018 年も、失業者の総数は 1 億 9,200万人と高止まりしており、ディーセント・ワークに就くことはますます難しくなっています。

    どれだけの雇用が必要なのですか。

    世界の生産年齢人口の増大に対応するだけでも 、2016 年から2030 年にかけ、労働市場への新規参入者のために世界全体で4億7,000 万件の雇用が必要となります。つまり、毎年約3,000万件の雇用を創出しなければなりません。

     

    国連広報センターのパンフレット SDGs シリーズ「なぜ大切か」より

    ターゲット 8.1 各国の状況に応じて、一人当たり経済成長率を持続させる。特に後発開発途上国は少なくとも年率7%の成長率を保つ。

    ターゲット 8.2 高付加価値セクターや労働集約型セクターに重点を置くことなどにより、多様化、技術向上及びイノベーションを通じた高いレベルの経済生産性を達成する。

    ターゲット 8.3 生産活動や適切な雇用創出、起業、創造性及びイノベーションを支援する開発重視型の政策を促進するとともに、金融サービスへのアクセス改善などを通じて中小零細企業の設立や成長を奨励する。

    ターゲット 8.4 2030年までに、世界の消費と生産における資源効率を漸進的に改善させ、先進国主導の下、持続可能な消費と生産に関する10か年計画枠組みに従い、経済成長と環境悪化の分断を図る。

    ターゲット 8.5 8.52030年までに、若者や障害者を含む全ての男性及び女性の、完全かつ生産的な雇用及び働きがいのある人間らしい仕事、並びに同一労働同一賃金を達成する。

    ターゲット 8.6 2020年までに、就労、就学及び職業訓練のいずれも行っていない若者の割合を大幅に減らす。

    ターゲット 8.7 強制労働を根絶し、現代の奴隷制、人身売買を終らせるための緊急かつ効果的な措置の実施、最悪な形態の児童労働の禁止及び撲滅を確保する。2025年までに児童兵士の募集と使用を含むあらゆる形態の児童労働を撲滅する。

    ターゲット 8.8 移住労働者、特に女性の移住労働者や不安定な雇用状態にある労働者など、全ての労働者の権利を保護し、安全・安心な労働環境を促進する。

    ターゲット 8.9 2030年までに、雇用創出、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業を促進するための政策を立案し実施する。

    ターゲット 8.10 国内の金融機関の能力を強化し、全ての人々の銀行取引、保険及び金融サービスへのアクセスを促進・拡大する。

    ターゲット 8.a 後発開発途上国への貿易関連技術支援のための拡大統合フレームワーク(EIF)などを通じた支援を含む、開発途上国、特に後発開発途上国に対する貿易のための援助を拡大する。

    ターゲット 8.b 2020年までに、若年雇用のための世界的戦略及び国際労働機関(ILO)の仕事に関する世界協定の実施を展開・運用化する。

    確かに、どの目標も絶対必要なことですし、各国の目標でもありますが、実際にはできていないことも多いので、目標実現のための具体的なアイデアをお互いに出しあっていくことが必要かなあと思います。

    目標 8 の達成現状は?

     

    2019年の国連の経過報告です。

    途上国の成長率はもつと上がってもいいと思いますが、すべての国が右肩上がりの成長ばかりでなくてもいいと思うんですが。南北格差を少なくすることの方が先決問題かと。

     

     



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