@今週の洋楽 ジャンプ Jump ヴァン・ヘイレン Van Halen ギター少年のあこがれ

今週の洋楽 ぶろっこり

音楽大好きの ぶろっこり が、気ままに気になる気分のミュージックをお送りする @今週の洋楽 。

伝説的ギタリストのエディ・ヴァン・ヘイレンが去る10月6日、65歳で亡くなりました。今回は追悼の思いをこめて「ジャンプ Jump」 ヴァン・ヘイレン Van Halenをピックアップ。

ぶろっこり 初めて聞いたヴァン・ヘイレン の曲は、1978年の「ユー・リアリー・ガット・ミーYou Really Got Me」。ラジオから流れるイントロのリフに「おっ、キンクス The Kinks だ」と思っていると、新しいバンドのデビュー曲でした。カヴァー曲でデビューなんて、余程腕に自信が無いとできませんよね。デビュー・アルバム『炎の導火線 Van Halen 』は、全米で150万枚を売り上げ、プラチナディスクを獲得。

アルバム2曲目の「暗闇の爆撃 Eruption」。これどうやって弾いてるのと思った人が多いはず。パワーコードにはじまり、速弾き、タッピング、アームを使った「ダイブ・ボム」などの技が繰り出される、まさにエレキギターの新して可能性を示したギターインスト。アルバムの3曲目が「ユー・リアリー・ガット・ミーYou Really Got Me」でラジオではよく続けて流してました。

続いて、1979年のセカンド・アルバム『伝説の爆撃機 Van Halen II 』もプラチナディスクを獲得。アコースティックギターでも才能をみせたエディはギターの制作にも関わっていた。包帯をぐるぐる巻いたようなペイントの「フランケンシュタイン」は、トレードマーク。

最高の売り上げを記録したアルバムは『1984』。世界中で1000万枚を売り上げたとか。シングル「ジャンプ」ではキーボードとギターソロが絡み合うように聞こえます。ディストーションを効かせたラウドなのにクリアなギターサウンドは、彼の温かみを感じさせる人柄を表しているようです。

 

Jump  Van Halen  1984

I get up and nothin’ gets me down
You got it tough, I’ve seen the toughest around
And I know, baby, just how you feel
You got to roll with the punches and get to what’s real
Ah, can’t you see me standin’ here
I got my back against the record machine
I ain’t the worst that you’ve seen
Ah, can’t you see what I mean?
Ah, might as well jump (jump)
Might as well jump
Go ahead and jump (jump)
Go ahead and jump
Ow, oh, hey, you
Who said that?
Baby, how you been?
You say you don’t know
You won’t know until you begin
So can’t ya see me standing here
I got my back against the record machine
I ain’t the worst that you’ve seen
Ah, can’t you see what I mean?
Ah, might as well jump (jump)
Go ahead and jump
Might as well jump (jump)
Go ahead and jump
Jump
Might as well jump (jump)
Go ahead and jump
Get it in, jump (jump)
Go ahead and jump
Jump
Jump
Jump
Jump

提供元: LyricFind
ソングライター: Alex Van Halen / Edward Van Halen / David Roth
Jump 歌詞 © Warner Chappell Music, Inc

「ビルから飛び降りるぞ」と叫ぶ男のニュースからインスピレーションを得た曲だったとも言われます。明るくキャッチーなキーボードのリフですが、挫けそうな人に「辛い気持ちはわかる。でも、前に一歩踏みだそうよ」と励ます内容なんですね。

いつもの ぶろっこり訳です。

ジャンプ

立ち上がろう 落ち込むことはない
君は辛い目に遭ったけど 俺だってそうなんだよ
だから 気持ちはわかるんだ
本物を手に入れるためには、我慢も必要さ

オレの立場がわかるかい
レコーディング・マシンに追い詰められているんだ
君に比べればマシだけど
オレの言うこと わかるだろ

跳ぼう(ジャンプ!)
跳んじゃおう
さあ行くんだ、ジャンプ(ジャンプ!)
進め、ジャンプ

ねぇ、君 なんて言われたんだい
ベイビー、どんな気分さ
わからないって
そう やってみなけりゃわからない

オレの立場がわかるかい
レコーディング・マシンに追い詰められているんだ
君に比べればマシだけど
オレの言うこと わかるだろ

跳ぼう(ジャンプ!)
跳んじゃおう
さあ行くんだ、ジャンプ(ジャンプ!)
進め、ジャンプ

ジャンプ!

訳がわかると、ちょっと違った感じに聞こえてきますね。

 

さらに世界的に注目をあびたのは、マイケル・ジャクソンの大ヒット曲「今夜はビート・イット Beat It 」(1983年)のギターソロ。アームを使った奏法に耳をつんざくようなハーモニクス、そして高速タッピングなどを次々と繰り出す演奏は、ロックのギターソロのなかでも特に有名なものといっていいでしょう。直接ヴァン・ヘイレンを知らない世代の若者でも、このサウンドは必ず聴いたことがあると思います。

You Really Got Me と Beat It は、キンクスとマイケルの時に、もう一度ピックアップしたいですね。

最後までご視聴いただきありがとうございました。

それでは、また。#138

 

 

コメント