@今週の洋楽 ドライブ・マイ・カー Drive My Car ビートルズ The Beatles 日本映画「ドライブ・マイ・カー」アカデミー賞作品賞にノミネート 

今週の洋楽 ぶろっこり

音楽大好きの ぶろっこり が、気ままに気になる気分のミュージックをお送りする @今週の洋楽 。

濱口竜介監督の映画「ドライブ・マイ・カー」が、第94回アカデミー賞作品賞にノミネートされたというニュースが飛び込んできました。日本の作品が作品賞にノミネートされるのは初めて。また、「乱」の黒澤明監督以来36年ぶりに監督賞にもノミネートされ、脚色賞と国際長編映画賞と合わせて4部門にノミネートという快挙です。

原作は村上春樹の短編小説「トライブ・マイ・カー」。西島秀俊主演、妻を失った男が再生へと向かう姿を描いています。といっても、ぶろっこり まだ見ていませんが。村上春樹らしいタイトルです。短編集「女のいない男たち」に収録。

女のいない男たち

これらを書いている間、僕はビートルズ「サージェント・ペパーズ」やビーチ・ボーイズの「ペット・サウンズ」のことを緩く念頭に置いていた。と、著者が「まえがき」で記すように、これは緊密に組み立てられ、それぞれの作品同士が響きあう短編小説集である。「ドライブ・マイ・カー」「イエスタデイ」「独立器官」「シェエラザード」「木野」「女のいない男たち」の6編はそれぞれくっきりとしたストーリー・ラインを持ちながら、その筆致は人間存在の微細な機微に触れる。現代最高の作家がいまできること、したいこと、するべきことを完璧な形で成し遂げた作品集と言えるだろう。

映画では、ビートルズの「ドライヴ・マイ・カー」が使えなかったため、ベートーヴェンの音楽が使われたそうです。

ということで、今回は「ドライブ・マイ・カー Drive My Car 」ビートルズ The Beatles をピックアップ。ちょっと、前置きが長くなりましたが、前回に引き続きビートルズの曲です。

 

オリジナル・アルバム「ラバー・ソウル Rubber Sou」1965年のA面1曲目に収録されています。ただ、アメリカ盤では別の曲に差し替えられています。今なら信じられませんが、アーティストよりもレコード会社が権利を持っていた時代だったんですね。

Drive My Car The Beatles  1965

Asked a girl what she wanted to be
She said, “baby, can’t you see
I want to be famous, a star on the screen
But you can do something in between
Baby, you can drive my car
Yes, I’m gonna be a star
Baby, you can drive my car
And maybe I’ll love you”

I told a girl that my prospects were good
And she said, “baby, it’s understood
Working for peanuts is all very fine
But I can show you a better time
Baby, you can drive my car
Yes, I’m gonna be a star
Baby, you can drive my car
And maybe I’ll love you”
Beep beep’m beep beep yeah

Baby, you can drive my car
Yes, I’m gonna be a star
Baby, you can drive my car
And maybe I’ll love you

I told a girl I can start right away
And she said, “listen, babe, I got something to say
I got no car and it’s breaking my heart
But I’ve found a driver and that’s a start
Baby, you can drive my car
Yes, I’m gonna be a star
Baby, you can drive my car
And maybe I’ll love you”
Beep beep’m beep beep yeah
Beep beep’m beep beep yeah
Beep beep’m beep beep yeah
Beep beep’m beep beep yeah

提供元: LyricFind
ソングライター: John Lennon / Paul McCartney
ドライヴ・マイ・カー 歌詞 © Sony/ATV Music Publishing LLC

いつものぶろっこり訳です。

ドライブ・マイ・カー

あの娘に聞いたのさ「何になりたいの?」って
彼女はこういったよ「わかんない?
有名な映画スターになりたいの!
でも あなたにもできることがあるわよ」

「そうよ 私はスターになるから
あなたは 私の車を運転をするの
そしたら あなたのこと好きになるかも」

僕は言ったよ「僕だって将来有望さ」
そしたら「そんなのわかってるわ
結構 コツコツ働くもんね
でも、もっといいこと教えてあげる」

「そうよ 私はスターになるから
あなたは 私の車を運転をするの
そしたら あなたのこと好きになるかも」
ブ・ブー ブ・ブーって

「そうよ 私はスターになるから
あなたは 私の車を運転をするの
そしたら あなたのこと好きになるかも」

「いいねぇ すぐに始めよう」というと
彼女は「でも これ言わなきゃいけないね
残念だけど 車を持たないの
でも運転手は見つかった さぁ始めましょ」

「そうよ 私はスターになるから
あなたは 私の車を運転をするの
そしたら あなたのこと好きになるかも」
ブ・ブー ブ・ブーって

ブ・ブー ブ・ブーって

 

working for peanuts とは、安い月給で働くことを指すそうです。わたしも、peanuts 拾ってます。

ただし、「Drive My Car」の意味については、Wiki にこう書かれています

タイトルの「Drive My Car」は「性交」の意を持つ古いブルースの隠語で、マッカートニーも古いブルースの隠語として使用したことを明かしている

たのしいドライブ中の会話ですが、何か印象に残る曲です。映画を見るときに思い出していただければ、参考になるかと思います。

 

最後までご視聴いただきありがとうございました。

それでは、また。#269

 

 

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